踊る新神楽！デビルトムボーイとうとうデビュー！確固たるテクニックとハネるリズムにチープさをトッピング！|大阪のライヴシーンをサポートするニュースサイト

スパンコール五番街のGtミシェルとDrあいま、元ドルフィンキックのジョニーからなる新バンド、「デビルトムボーイ」のデビューライヴが10/4に新神楽にて行われた。

セッティングのためステージに立つ3人の姿(衣装)は一見「異様」というもので、ファントムマスク(というのかな？)と、上下白に激しく返り血を浴びたような赤い血糊。ホラーテイストが好きな自分としてはこれはたまらない。



いよいよライヴがスタート。衣装がそういうものであってもミシェル氏はミシェル以外の何者でもなく、SEはファミコンのようなチープな音がなり、ミシェル・ジョニーの両名が昔ながらのファミコンのような動きで攻撃したりハネたり・・・。


そしてあいまにふっても「何してんのこいつら」というような冷めた視線がマスク越しにも感じたりとか。いきなり世界観壊してるのでは(笑)

と、いう「茶番」感ある幕開けであったが、バンドサウンドが始まるとここからはさすが。ややオールドなロックンロールギターにウッドベースらしいスラップ音が絡まるインスト曲からライヴはスタート。





















性急さをかきたてるようなドラム、バシバシハネる低音、裏のリズムで躍らせるギター、そして懐かしさや”わびさび”を節々に感じるボーカルメロディ。(いくらメンバーのキャリアがあるとはいえ)とても初ライヴとは思えない受け入れられ方で、楽しいライヴになったと思う。





２、３曲目ぐらいで曲のアクセントでDrあいまのスクリームが入ったり、後半でBaジョニーの低く吼えるようなシャウトが入ったりしてるところが古きよきビリーっぽい感じがなかなかたまらなかった。















初なので曲の事がまったくわからないけれど、とても楽しめるライヴだった。

「お前らみんな楽しめよーー！！こいつ（ジョニー）みたいにーーーー！！！」と叫ぶミシェル。

世界観とは。





しかし最後は初めてのライヴ・誰も曲を知らないライヴなのに、こぶしが付きあがり大盛り上がりで幕を閉じた。





次回は3年ほど前に解散したアドコッツが再結成？したようで、11月8日に戦国大統領でタイバン。
12月には堺東GoithにてTHE BROTHELSのレコ発に出演する。

デビルトムボーイ、とっても期待。

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